すでにお亡くなりになられている方ではあるけど、茨木のり子さんという詩人でもあり、童話作家でもあり、脚本家でもある方のお話。
私が茨木のり子さんを知るきっかけになったのは、去年だったかTBSの王様のブランチでお笑いタレントのイモトアヤコさんが茨木のり子さんの詩集を紹介したことがはじまり。
その時にイモトアヤコさんが紹介された茨木のり子さんの詩集が「おんなのことば」。
この詩集は茨木のり子さんのいろんな作品の中から厳選して一冊にまとめたものらしい。
初版は1994年で、2020年時点で第47刷発行されているので多くの方に読まれている詩集だと思う。
今日は「おんなのことば」から、1つの詩をご紹介したいと思います。
「自分の感受性くらい」
ばさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みすから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わすがに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
みなさん、いかがでしたでしょうか?
茨木のり子さんは大正生まれの方なので言葉としては古い表現もありますが、私はこの詩を読んで自分のなまけ癖に一喝された気がしました。
自分の心に響く言葉との出会いはそうあるものではないと思いますが、この詩を読んで何か感じる方がいらっしゃったら紹介した甲斐がありますね😊
ということで、今日は茨木のりこ子さんの詩をご紹介させていただきました。
では、また…🤗
